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2011年度のインフルエンザワクチンは
旧型インフルエンザワクチンと新型インフルエンザワクチン
2種類が入ったものになっています
インフルエンザを予防するためには、
流行前にワクチンを接種することが最も効果的です。
また、ワクチンの接種により、インフルエンザによる重篤な合併症や
死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待できます。
その効果は、年齢、本人の体調、そのシーズンのインフルエンザの
流行株とワクチンに含まれている株の合致状況によっても変わりますが、
65歳以上の健常な高齢者の場合、約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果が
あったと報告されています。
高齢者や基礎疾患を有する方(気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全、先天性心疾患等の
循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全症(免疫抑制剤による免疫低下も含む)など)では、
インフルエンザが重症化しやすいので、重症化防止の方法としてもワクチン接種をお勧めします。
インフルエンザワクチンの接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに
2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5ヶ月間とされています。 |